コース難易度 | 中級 |
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最適時期 | 春~秋期 |
所要時間 | 7時間 |
秋田焼山は八幡平の西に位置する標高1,366mの山です。活発な火山活動が続いており、気象庁の常時観測火山にも指定されていますが、現在は噴火警戒レベル1の平穏な状態で推移しています。
後生掛温泉と玉川温泉を結ぶ縦走路は全長約8km。中級車向けのトレッキングコースです。コースは変化に富んだ景観が魅力です。
山麓に広がるブナ林を抜けると、国見台、毛せん峠、鬼ヶ城、火口湖湯沼、名残峠などの名所が連続します。
乳白色の水をたたえた火口湖・湯沼周辺は、荒涼感が魅力の火山景観です。勢いよく噴気が立ちのぼる様子や荒々しくそびえる溶岩円頂丘「鬼ヶ城」なども観察することができます。火口周辺の名残峠は高山植物の名所としても知られており、6月中旬斜面一面をピンク色に染める イワカガミの大群生は特に素晴らしいです。
毛せん峠は風の通り道になっており、風衝地特有の植生を見ることができる場所です。高木は成長できず、ガンコウランやイソツツジなどの高山植物が緩やかな山肌にマット状に広がります。緑のじゅうたんを敷き詰めたようなのびやかな景観です。
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